ボールパイソン
- edgeスタッフ
- 2月5日
- 読了時間: 3分
更新日:3月12日

価格:要相談
ボールパイソンの生体・飼育・注意点について
ボールパイソン(Python regius)は、初心者にも人気の高いヘビの一種。温和な性格と美しい模様、多様なモルフ(カラーパターン)が魅力です。
1. ボールパイソンの基本情報
✔ 原産地:アフリカ(サバンナや森林地帯)✔ 体長:1.2m〜1.5m(最大で1.8mほど)✔ 寿命:15〜30年(長寿な個体も)✔ 性格:大人しく、噛むことはほとんどない✔ 特徴:「ボール」のように丸くなる防御姿勢をとることが名前の由来
2. 飼育環境
ケージの選び方
・60cm〜90cmの爬虫類用ケージ(成長に合わせてサイズアップ)・脱走防止のしっかりした蓋付き
温度・湿度管理
・温度:25〜30℃(ホットスポットは32℃前後)・湿度:50〜60%(脱皮時はやや高めに)・パネルヒーターやバスキングライトで温度調整
床材
・ヤシガラ、ペットシーツ、キッチンペーパーが使いやすい・湿度管理のための保湿性のある床材も◎
隠れ家の設置
・ストレス軽減のために、シェルターを2箇所以上設置(温・冷ゾーン)
水入れ
・大きめの水容器を用意し、常に清潔な水を提供・ときどき水浴びをすることも
3. エサと給餌
何を食べる?
・主に冷凍マウス(解凍して与える)・成長に合わせて「ピンクマウス → ファジー → ホッパー → アダルトマウス」へ
給餌頻度
・幼体(1年未満):週1〜2回・成体(1年以上):10日〜2週間に1回・脱皮前は食欲が落ちることが多い
4. ボールパイソン飼育の注意点
① 脱走対策を万全に
→ ボールパイソンは脱走の名人!隙間のないケージを使用し、しっかりロックすること。
② ハンドリングは優しく、無理強いしない
→ 温厚な性格だけど、警戒心が強い。特に食後・脱皮前後は触らないのがベスト。
③ 拒食に注意
→ ボールパイソンは環境の変化に敏感で、ストレスや寒さでエサを食べなくなることがある。→ 数週間〜数ヶ月食べなくても生きられるが、長期間続く場合は環境を見直す。
④ 温度・湿度を適切に管理
→ 低すぎると消化不良や拒食、高すぎると病気のリスクが上がる。→ 湿度不足は脱皮不全を引き起こすことも。
⑤ 病気のサインを見逃さない
・口が開いたまま(呼吸器感染症の可能性)・目が白く濁ったまま(脱皮不全の可能性)・ぐったりして動かない(低体温・病気の可能性)
5. ボールパイソンはこんな人におすすめ!
静かでお世話の手間が少ないペットがほしい
ヘビ初心者でも飼いやすい種類がいい
モルフ(模様や色のバリエーション)を楽しみたい
まとめ
ボールパイソンは比較的飼いやすいヘビだけど、温度・湿度管理や脱走対策は必須。長寿なペットなので、しっかり環境を整えてお迎えしよう!
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